小幡和輝さんから勇気をもらった~私の不登校経験~

生き方

こんにちは、たこわさびです。

最近、話題になっている小幡和輝さんのニュースをよく見かけるので、私も一人の不登校経験者としてその経験を記しておこうと思い、この記事を書きました。

不登校8年、進学に影響は? ゲームでも勉強「論理的思考養えた」

小幡和輝さん(@nagomiobata

NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder/内閣府地域活性化伝道師
1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。様々なプロジェクトを立ち上げる。
(公式サイトより:http://www.nagomiobata.com/

こちらは小幡さんの著書です。

また小幡さんは8月19日(日)に不登校の方や保護者の方、不登校経験者を対象に、こんなイベントも開催される予定です。

不登校に新しい風をもたらすため、興味のある方は参加されてみてはどうでしょう?

#不登校は不幸じゃない 全国100ヶ所でイベントやります。
9月1日、夏休みあけ、子どもの自殺が多くなる。そんなバカなことがあってたまるか。
全国100ヶ所でもともと不登校の経験がある人が中心となって立ち上がりました。
不登校の当事者に向けた居場所作り。

 

私もそんな小幡さんに影響され、自分の不登校経験を書くことにしました。

もし、今不登校で悩んでいる方がいらっしゃいましたら一人でもいいです。
「こんなやつがいたんだ。人生なんとかなるかも」と思ってくれたらと思い、私の経験を記します。

 

中学校はほとんど通っていない

私は中学1年から不登校になりました。

原因は部活やクラスでの人間関係です。

きつい練習やいじめなどが原因で学校に通えない日が続き、段々と通いづらくなってついには全く学校に通えなくなってしまいました。

親からは毎朝「今日は学校どうするの?」と聞かれ、「学校に行かなきゃ!でも行きたくない!」と思いながら、泣いて結局学校に行けず、昼まで自分を責めるというような生活を続けてきました。

毎日毎日「学校に行かなきゃダメ人間だ!」と自分で自分を責める日々が続き、起立性調節障害というめまいの病気にかかったり、昼夜逆転の生活を送るようになりました。

朝6時に寝て、昼の12時に起きる。そんな生活でした。

今思えば、完全なる社会不適合者でしたね。親にはかなり心配をかけたと思います。

そんな生活から抜け出したきっかけは入院でした。

生活リズムも崩れ、起立性調節障害があるということもあり、病院に通っていると入院して生活リズムを直すという治療に入ることになりました。

そんなきっかけもあり、私は中学3年になると小幡さんと同じように通級指導教室に通うことになりました。

本当はもっと前からその話は出ていたのですが、私は自分に自信もなく人にも会いたくなかったため行く決心がつかず、結局通うまで1年以上悩んで行くことになりました。

そのため中学校にはほとんど通っていません。

 

通級指導教室で出来た友達

通級指導教室に通う子たちは基本的に何らかの理由で「学校に行くことができない子」です。

「不登校」であることが当たり前のため、学校の話は出ません。

そこで同じような境遇の子たちと勉強したり、スポーツをしたり、お昼を食べたりして過ごして、最終的に学校への復帰を目指します。

でも正直、私は学校への復帰はあまり本気で考えていませんでした。

だって行きたくなかったんですもん。

それよりもその通級指導教室で出会った友達と遊ぶほうが楽しかったです。

その教室が終わったあとによく当時大人気だった「モンハン」で遊んでいて、それがとても楽しかった。

今思うと、その「友達と遊ぶ」という経験で私は少しずつ社会に戻る力を取り戻していったような気がします。

あの時間がなければ、私は今も「引きこもり」だったかもしれません。

小幡さんの「不登校でもいいけど、引きこもりはよくない」という意見には大賛成ですね。

それは私も「外に出て」少しずつ復帰していったから。

しかし、その場は「学校ではなかった」ただそれだけのことです。

 

不登校でも社会復帰できた

その後、私は私立の高校に通い、大学にも入試を乗り越えて入学。

新卒で会社にも入りました。

しかし私にとってあの中学時代は間違いなく、社会のレールから脱線し、何度も「自分はだめだ!」と責め、自殺を考えたことも何度もあります。

夜中に包丁を持ったりもしたことありますが、あれはやめといたほうがいいです。

自分でも思いますが、完全に「ヤバいやつ」です。

ですが、そんなやつでもちょっとしたきっかけからここまで生きてくることができています。

「不登校」で悩んでいる人はとても多いと思います。

ですが、生きていく場所は「学校」だけではありません。

私は「学校」から逃げました。

逃げなかったら、たぶん死んでいたでしょうね。

それぐらい悩んでいました。

しかし、「逃げた」おかげで、今も「生きて」います。

 

大事なのは「勉強」と「友達」

不登校の子たちにはそれぞれの理由があるでしょう。

しかし、将来を考えたときに必ずしも「学校」に通っていないと生きていけないということはありません。

将来生きていくために必要なことは「勉強」そして「友達」です。

「勉強」は学ぶ気があれば、家でもできます。

塾に行くのもいいですし、本屋さんに行けばテキストもありますし、Youtubeやオンライン授業のように家にいながら勉強ができる環境はどんどんと増えています。

「友達」も学校に行かなければできないものでもありません。

学校以外の場でも話の合う友達、一緒にいて楽しい友達がいれば場所はどこでも構いません。

大切なことは「一つの環境に縛られる」のではなく、「自分にあった場所で自分の能力を伸ばすこと」です。

 

「不登校」は本当につらい

ここまで、自分の不登校経験を書いてきましたが、不登校の間は本当につらいです。

みんなと違うことをしている、普通ができない、というのは本当に大きな負担となり、体を壊す原因にもなります。

私も当時は不登校から復帰したエピソードなどを読んでいましたが、「どうせこの人だからできたんでしょ!」と思っていました。

この私のエピソードを読んでも、「どうせあなただからできたんでしょ!」と思う人も大勢いらっしゃると思います。

ですが、それでいいと思います。

不登校は一人ひとり事情が異なっているほど複雑なものですし、簡単に解決できるものでもありません。

でもだからこそ、「あなただからこそ」できるなにかがあるはずです。

もう「学校」にとらわれず「新たな場所」に踏み出してもいいと思います。

きっとそこには何かがあるはずです。

もし何かがなくても「行動した自分」は確実にそこにいます。

それだけでも十分大きな一歩です。

私は入院や通級指導教室といった一歩を何度か踏み出し、今の自分に出会いました。

「学校」ではない新たな場所です。

今、不登校で悩んでいる方に少しでも力になればいいと思い、ここまで書かせていただきました。

どうかほんの少しでも今不登校である方たちにとって「勇気」が与えられる文章になれば、と願います。

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