彦郷小学校の取り組みに大賛成

オピニオン

今ネットではこのようなニュースが話題となっています

『1年間で1人あたり142冊もの本を読む埼玉県三郷市立彦郷小学校
「社会問題の根底にあるのは読書不足」』

media.housecom.jp

私は「読書」は文明人である我々が発見した、最も偉大な発明の一つだと思っています
先人たちの知恵を受け継いでいくこと、自分を振り返ることができること、新しい発見があることなどそのメリットは計り知れません
その「読書」に対して、非常に素晴らしい取り組みをしている小学校がニュースになってました

こちらの小学校では、小学生にいかにして本を読んでもらうかということを考え、実践している小学校です

小学校時代から本に慣れ親しんでいるというのは、大人になってからも読書をしやすくなる点からも、本人にとって非常に財産になりますし、彼らの成長には欠かせないものだと思います

しかし、それはわかっていても、何よりも難しいのは「どうやって子どもたちに本を読ませるか」ということ

単純に「本を読みなさい」と言っても読まないのが子どもです

むしろ大人でもそんな事言われても読みませんからね

学校図書館をデータベース化

では、実際にどうやって読書を勧めていったのか

それは学校の図書室をデータベース化したことです

これにより、児童ごとの読書の傾向を把握することができるようになり、いま子どもたちはどんな本を読んでいるのか、1ヶ月でどれだけの本を読んでいるのか、などの情報を的確に把握することを可能にしました

そうした結果、先生が子どもたちの読書週間や好みなどを把握することができ、おすすめの本を紹介したり、本を読んでいることを褒めたりできるんですね

これこそまさに「教育現場でのICT機器の活用」ですね

しかし、決め手はコンピュータじゃない

情報機器を活用して、子どもたちの読書習慣へとつなげたことは、間違いありません

しかし、それが絶対的な決め手ではない

「読書をする」という雰囲気、それが当たり前であるという状態を作り出したことが真に子どもたちの読書習慣へとつながった理由ですね

良くも悪くも我々日本人はその場の空気や雰囲気に流されやすい

良い空気であれば、結構ですが、悪い空気であれば最悪です

世の中には悪い空気が多すぎる

「なにでしゃばってんだよ」とか「目立つとかっこ悪い」とかそういう悪の雰囲気です

個人的にはそういうものはなくなってしまってもいいと思っています

しかし、これは良い雰囲気で、そういった空気の力を利用し、学校全体で読書をすることが当たり前とか、子どもたちの成功体験へとつなげていることがこの事例の素晴らしさです

データベース化することにより、子どもたちの読書の傾向や頻度を知ることができる

知ったデータを基に子どもたちへ本を勧めたり、本を読んでいることを褒めることができる

褒められた子どもたちは嬉しくなり、さらに本を読むようになる

今まで本を読まなかった子は褒められたかったり、関心を寄せてもらいたくて本を読み始める子もいるでしょう

読書をすることにより、知識が増えたり、成功体験が増えることは子どもたちの将来にとってプラスであるから好循環が生まれる

メリットばかりですね

こういった取り組みを前例として全国でも広がってほしいと思います

こんな素晴らしい取り組みなのに、それでも批判する人はいる

ただ、残念なことにこれだけ素晴らしい取り組みでも批判する人はいるんですね

様々な意見がありますが、プライバシーの侵害だという意見が多いみたいです

しかし、それに対しては学校側は「あくまで読書傾向や冊数を担任に伝えているのみで、タイトルやどんな本を読んだかを伝えているわけはなく、本と接する機会を増やすための取り組みが目的であり、思想教育やプライバシーの侵害をしているわけではない」と説明されています

このように事実と異なって、ネット上では話題となってしまっていることが非常に残念でなりません

私は彦郷小学校の取り組みは読書が不足している現代社会において有効である一つの対策ではないかと感じています

この運動をきっかけに様々な効果が生まれている

これらの運動を通して、私にはメリットが多いように感じます

  • 子どもたちの読書量が増えること
  • 本に触れる機会が増えること
  • 保護者の方とのつながりが生まれていること
  • 本の著者とのつながりが生まれていること

など、そのメリットは多くあるように感じます

本当にプライバシーの侵害や思想教育などの問題があるのであれば、子どもたちや保護者が反対すればいいだけの話です

実際この取り組みに参加している方々がどのように感じているか、ということが最も大事であろうと思います

部外者が簡単に騒ぐだけではせっかくの機会も潰されてしまいます

そうではなく、もっとメリットにも目を向け、どうすれば子どもたちにとって最も良いかを考えることが必要ではないでしょうか

最後に

私はこの彦郷小学校の取り組みに賛成です

私も「読書」というものが好きですし、「読書」には偉大な力があると思っています

本を読むことは自分の人生の可能性を広げること、自分を助けてくれるものだということを信じています

だからこそ、この社会にもっと本を読む人が増えてくれればいいなと願っています

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