「未来のミライ」を読んだ感想 ~家族がいる人にこそ見てほしい~

こんにちは、たこわさびです。

もうすぐ、細田守監督の最新作「未来のミライ」が7月20日に公開されますね。

(映画公式サイト:http://mirai-no-mirai.jp/

先日、私はその「未来のミライ」の原作本を購入しまして、さきほど読み終えたばかりですので、ここにその振り返りと感動を記録しておきたいと思います。

(※ネタバレを含む可能性があります。)

 

「人として大切なこと」に気づかせてくれる

まず、この本の感想を一言で述べるならば、

「人にはそれぞれの苦労や葛藤がありながらも、それを越えた先の愛と成長の美しさを感じさせてくれる」という感想でした。

主人公は4歳の男の子、くんちゃん。

くんちゃんのもとに一人の敵がやってくるところから物語は始まります。

今までくんちゃんが世界の中心だったのに、それが突然、崩壊してしまう。

4歳の男の子にとっては、世界が終わるほどの衝撃です。

くんちゃんが1番だったものが、そうではなくなってしまう。

くんちゃんの人生にとっての一番の事件です。

しかし、誰しもが経験のしたことのある事件です。

これまで当たり前だったものが、当たり前ではなくなってしまう。

自分はすごいと思っていたのに、実はそうではなかった。

これに気づいてしまったときのつらさや悲しみは、誰もが一度は経験をしたことがあるのではないでしょうか。

しかし、そんなときに大切な時こそ「前を向くこと」

人間誰しも、壁や苦労にであい、そして乗り越えていくことで成長をしていく。

この物語はそんな「大切なこと」をふと気づかせてくれる物語でした。

 

SFファンタジーでありながらも、リアリティがある

舞台は日本のどこにでもある町だが、ちょっと不思議な事が起こります。

お父さんやお母さんの過去に行ったり、未来に行ったり。

いつも怒ったり、注意をしてくるお父さん、お母さんにも子どものときはあったんですね。

人間誰しも「できない」はあるものですよね。

それがやったことのないものならなおさらです。

4歳のくんちゃんにとっては、「できない」「やったことない」ものだらけです。

怒られることもしょっちゅう。

ですが、そんなことは誰しも当たり前。

「できない」ことがあっても、それを乗り越えようとすれば、「できる」ようになるんですよね。

私がこの本で一番好きなフレーズは「何事にも最初はあるのになあ」

これって当たり前なんですけど、忘れがちなんですよね、しかも大人になると余計に。

 

どんな形でもいい、家族のありかた

くんちゃんの立場から物語を味わうのも、楽しいのですが、私は夫婦の目線でもこの物語を楽しんでほしいです。

この物語では、お母さんが働きに外に出て、お父さんは自宅で仕事と家事をしています。

こういう働き方、生き方があるというのも物語の一つの味わい方かもしれません。

それぞれのスタイルに合わせて、既存のライフスタイルにとらわれず、家族として協力していく。

そんな中に子どもだけでなく、大人の成長も感じさせられますし、何事も日々勉強であるな、と強く感じさせられました。

私は、家族として生きていく上で、必要なことはお互いの得意を生かしていくことが、今後の生活を豊かにしていくための条件であると考えています。

そのためにも柔軟な発想をもって、周りに合わせるのではなく、自分たちの生き方をする。

そういった点でも、勇気をもらえるそんな物語でした。

 

家族がいる人にこそぜひ見てほしい

「家族」それはとても大切で、美しいものだが、その大変さは計り知れません。

ですが、「家族」として大切な人たちがある人にこそぜひ見てほしい物語です。

大変なことはあるけれども、それでも「やっぱり家族っていいな」

そんな気持ちにさせてくれる物語でした。

 

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